スガ旅

夫婦で世界の大自然を歩いた旅の記録

オーストラリア旅⑧

Day8

朝5時にチェックインし、出発が少し遅れて7時前に離陸。タスマニアに着いたのは8時過ぎだった。


こんにちはタスマニア!

飛行機から降りると警察犬が待機していて、何も隠すものはないけどちょっとドキドキした。


ロンセストン空港

レンタカーが9時からの予約で、ちょうどいいタイミングでシャトルバスが空港に迎えに来てくれていた。

レンタカー屋さんに入ると、前に2組受付をしていた。どちらもえらく時間がかかるなと思って聞いていたら、両方とも保険の説明で、最初は断っていたけど結局2組とも加入していた。

私たちは予約の時にフルプロテクションに入ってるから問題ないね!と意気揚々と受付へ。

するとやり取りの際に、保険の話が。あれ、おかしいぞ?と思い、保険はすでに入ったし支払いも済んでるよと予約の紙を見せるも、これはうちの保険じゃないから知らない、そもそもこのサイトから予約受けたの初めてだわと言われ、イライラし始める。

どっちにしろ保険代は払っちゃってるから、こちらのはいらないです、と言っても、だったらデポジットで10万ドル払うことになるけどそんなのバカらしいでしょ?そっちの保険をキャンセルするの手伝うからうちの保険に入りなさい。の押し問答を20分続け、根負けして加入した。
そもそもオンラインで保険に加入するべきじゃないとまで言われ、なんだかすごく気分が悪い。店を出てから20分ほど車の中で文句たらたらだったけど、夫に時間とエネルギーの無駄だと諭され、すぐに気分を変えた。そうだ、時間の無駄だ。タスマニアを楽しまないと。


気分転換に夫が調べた商店にランチを買いに行く


激ウマで一瞬で機嫌がなおる

その後、街中のアウトドアショップでガス缶や地図を購入。楽しい!


子供向けフリーフルーツ

郊外のウールワースで5日分ほどの食材を買い込み、今日の目的地クレイドルマウンテンに出発!
夫が眠くなったところで、人生初!海外で運転してみた。田舎道で周りは牧場しかない道なので、北海道を走っている気分で運転できた。ずっと避けていたけど、これも経験だなあ。

今日の目的地はクレイドルマウンテン入り口のキャンプ場。サイトは全て木で区切られていて、混んでいるけどプライベート感のあるキャンプサイトだった。ちなみにテントでも一泊65ドルとなかなかお高い。宿だと絶望的な値段だった。


共用キッチンのある建物。めちゃ立派。

設営中から霧雨が降って寒くなった。
テントを立ててすぐ、クレイドルマウンテンビジターセンターに向かう。


立派…!


タスマニアの国立公園マークがタスマニアンデビルでかわいい。

ビジターセンターはシャトルバスのチケット発券や、国立公園パスの販売などがカウンターで、向かいにお土産やアウトドアギアを販売するショップがあった。

タスマニアのパークパスは日本を出る前に事前にオンライン購入していた。訪れる国立公園が決まっていれば公園ごとにパスを購入もできるが、行きたいところが増えちゃっても対応できるようにタスマニア内のすべての公園にアクセスできるホリデーパスにした。2ヶ月間有効なので何の不便もない。


「冒険の前に…」持ち物チェックができる案内図。

ショップではクレイドルマウンテン近辺で必要な厳選された装備が販売されていた。

鳥が大好きでオーストラリアの鳥を見たがっていた英語の先生へのお土産に、鳥がたくさん描かれたティータオルを買った。

その後カウンターに行き事前にオンライン購入したパークパスを見せると、シャトルバスのチケットを発券してくれた。


シャトルバスでレンジャーステーションへ。


ずっと写真に指入ってる。


クレイドルマウンテンの模型。


暖炉も設置されている…!


これを見たら簡単にゴミは捨てられません。見なくても。


どの散策路に入る場合もレジスターを!


こんなショップの外観、憧れる…!

キャンプ場への帰り道、ショートウォークに入ってみる。ウォンバットがいないかワクワクしながら歩く。


木道が敷かれ、植生が保護されている。


四角いウンチはウォンバットのウンチ。


こんにちは。

途中、ワラビーと目が合った。

キャンプ場にもどりささっとシャワーを浴び、夕飯の準備。今回のトルティーヤはタコス風にしようと張り切ってパクチーとレッドオニオンを買ったので、無心で刻んだ。


Elly'sの塩キャラメルバングが最高に美味しすぎて、見つけるたびに買った。


地図を眺めて次のハイキングの予習。

夜は雨がひどくなり、早めに就寝した。

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オーストラリア旅⑦

Day7

朝5時起床。朝ごはんは食べずに6時に出発。

まだ暗い中、メルボルンへ向けて車を走らせる。ハイウェイに入ると予想以上に車が多く、それでもみんな100kmくらい出してる(速度制限表示が100kmだった)ので結構怖い。ライトの詰まり具合から渋滞しているのかと思いきや、この速度で進み続けていた。怖すぎる…

8時半に無事返却の駐車場に着き、鍵を返す。レンタカー事務所が駅構内だったため、重い荷物をすぐにコインロッカーに預けた。全部一つのロッカーに入れることが出来て、1日20ドル。

メルボルンはコインロッカーがたくさんあって助かったが、bagbnbやbounceなどのアプリを入れておくと、自分のいる位置の近くにバッグ預かり場所を探すことが出来るし、とても安い。ホテルがやってることもあるし、商店がやってることもあるので、営業時間を確認して、何時から何時までバッグ何個とアプリ上で予約できる。


メルボルンはストリートアートもたくさん!

すぐに身軽になった私たちは、早速メルボルンのアウトドアショップ巡りへ。


macpac。什器も素敵。


軽量ギアのお店。


よく見たらカミーノの看板も!スタッフがカミーノを歩いたようで、中ではギアのアドバイスも受けられる。


自転車用のバッグ類を作っているお店。

どこも本格的なアウトドア用品専門店で、クライミングに特化したお店、軽量ギアに特化したお店などそれぞれ個性的で楽しかった。物量に圧倒されたが、どこも個人店ではないので比較にならない。行きたかった個人店は残念ながら閉業していた…。


お昼ご飯はお値段も安心のアジアンフード!


辛かった…!

ある程度回り尽くしてフードコートでランチをした後、メルボルン博物館へ。今日は時間なら売るほどあるので、いかに時間を潰せるかがキモだ。
博物館横にIMAXシアターがあったので、どうにもこうにも行き場がなくなったら映画を見ようということになった。


入館料15ドル。

メルボルン博物館は、かっこよすぎる建物の中に、センスが光すぎる展示が素敵で終始大興奮だった。特に虫ゾーンの展示がすごくて、みんなちょっと気持ち悪くなりながらもじっくり観覧していた。

他に恐竜ゾーンもあり、久々に大きな骨格標本を見られて大満足。


ライティングもかっこいい…


ファーストピープルの展示。


最後にファーストピープル(アボリジニ)の展示をゆっくり楽しみ、ミュージアムショップで持って行けそうな小さな小物を購入。2-3時間あっという間に経っていた。

その後、近くにあるフィッツロイエリアに行き、おしゃれなお店を巡ってみた。


自転車のお店もたくさんあった。



尖りすぎてて窓越しにしか見られなかったショップもあったり、気軽に入れるお店もあったり、刺激をたくさんもらった。

最後はトラムに乗ったり観光気分を楽しみ、スカイバスで空港に移動。

空港内の寝られそうな場所を探してチェックイン時刻(朝5時)まで仮眠。


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オーストラリア旅⑥

Day6

朝7時起床。貸切だったので誰にも気を使うことなくぐっすり眠れた。


ボリューム満点サンドイッチ!

起きてすぐに朝ごはんの準備。
残った食材を全部使いたかったので、朝ごはんにサンドイッチ、昼ごはん用にトルティーヤで具材を巻いてお弁当にした。


お世話になったキャンプ場のトイレ。6ドルで貸切でとっても綺麗で大満足!

8時に出発。昨日と同じくしばらくの間デスロードが続く。今日は少しでもメルボルンに近づかないと。


コジオスコ国立公園を出るとすぐにアルパイン国立公園に入る。

まずは川沿いに1時間ほど南下してからスノーウィーリバーを離れて西に向かう。都会に近づくにつれ、レストエリアのトイレがどんどん汚くなっていく。

トララルゴンという町でお昼休憩。ビジターセンター前に駐車し、ビジターセンターも訪ねてみる。入るとすぐにスタッフのおじさんがカウンターから出てきて、親切に対応してくれた。
オーストラリアのビジターセンターではどこに入っても必ず誰かしらが声をかけてくれる。素晴らしい。

パンフレットだけ貰って外に出て、外のベンチでトルティーヤを食べる。
その後、Kathmandu (カトマンズ、発音はキャスマンドゥ)というオーストラリア、ニュージーランドでは有名なアウトドアショップがあったので歩いて行ってみたり、教会を見学したり。

途中、道端で先ほどのビジターセンターのおじさんに会い、この後はどこに行くのかと聞かれたので、Walhalla に行くよと言うと、あそこは暗くなるのが早いから、遅くならないうちに行っておいでとアドバイスを頂いた。本当に優しい。

トララルゴンを出て、深い森に入って1時間でWalhallaに到着。

ここにオーストラリアン・アルプス・ウォーキング・トラック(AAWT)のスタート地点となる場所があるはずだ。せっかくなので見ておきたかった。


Walhallaの町。その昔金鉱で栄えた。

今は歴史的建造物や廃坑跡など観光地として開かれているようで、少し寂しい雰囲気が漂っていた。


いい。


いい…!

町の真ん中にある階段を登ると、AAWT始まりの場所があった。ここから数々の国立公園の山を繋ぎながらキャンベラまで行けるんだ。とてもワクワクする。


ここからキャンベラまで道がつながっている!



オーストラリアでよく目にする「ブッシュウォーキング」。オーストラリアならではの言葉のようで、荒野の中に分け入っていくイメージ。

今回の旅ではAAWTの中の2箇所だけ味わうことが出来た。次回は全部歩いて見たいなあ。
ブライトのビジターセンターで購入したAAWTの本を読みながらもう次の旅を考えている。


案内小屋はとてもひっそりと建っていた。


ゴール地点のナマジ国立公園までは680km!


ハイカーではなくウォーカー。


木のトンネルからスタート。少しだけ奥まで歩いてみた。

寄り道出来て良かった。オーストラリア本土の旅はこれにてほぼ終了!大満足の1週間だった。
この後はさらに1時間ほど西に行き、Warragulという町のホリデーパークに入った。


ガソリンスタンドは夫の担当。


明日からタスマニアに移動するためホリデーパークで荷造りをして、車返却の準備をする。


ホリデーパークのシャワーはとってもキレイ!


夕飯はもちろんトルティーヤ。


しかも皮温めちゃう。


野菜も肉もたっぷりで大満足。だんだん上手になってきた。

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