DAY2
Guillena → Castilblanco de los Arroyos(18.73km)
5時まで爆睡。アルベルゲのチェックアウトは8時だが、まだ誰も起きない。太郎が出発前に急遽作ってくれたアイマスクが最高の眠りを提供してくれた。
夫の手作りアイマスク"KIKKAWA"
肌に触れる面はフリース生地で心地よい"KIKKAWA"
パッキングはリビングに移動して済ませ、身支度をして7時過ぎに出発。朝食はコーヒーのみにした。
今日も日の出前
朝早くでもそんなに寒くなく、薄手のウィンドブレーカーで十分だった。
昨日念入りに足のマッサージをしたおかげか、足の疲れもほとんど取れていた。
今日の目的地は18km先の町。その次の町だと45km歩かないといけないので、手前でストップすることにした。無理しちゃいけない。
2時間ほど歩き、スイス人の女の子が私に追いついた。いつか日本のカミーノを歩いてみたいという彼女に、円安のうちに行くべきだよと助言した。
彼女が先を行き、私は休憩。と言ってもフランス人の道のようにちょうどいい場所に休憩スポットがあるわけでもなく、道端の石に腰をかけて持ってきたクッキーを食べた。朝入れたあったかいお茶がちょうどいい。
15分ほど休憩して、また歩き出す。2時間に1回、15分休憩をしよう、2時間は歩き続けよう、と自分に言い聞かせて歩いた。
それからさらに2時間経った時、牧場の前に出た。セニョールが2人居て、門からヤギの大群を出すのを待っている。
私がヤギを見てると、町まであと1kmだよ!と言われ、お礼を言って歩き出す。
振り返るとヤギの大群が私の後ろに迫ってきていた。休憩どころじゃない、行かねば…!
若干早歩き気味でヤギの大群に追いつかれないように歩き通し、おかげで予定よりも早く町に着いた。
早すぎてアルベルゲはまだオープンしておらず、ガソリンスタンドでコーラを買って、アルベルゲの外でオープンを待った。
13時ちょうどにアルベルゲがオープン、一番に受付をしてもらえた。
オスピタレロはジョー。イギリス人で英語を話してくれた。スペイン語もペラッペラ。
このアルベルゲはドナティーボ(寄付制)で、入り口の箱に好きな金額を入れてね、と言われた。
その後館内を案内してくれて、何かあったらいつでも聞いてねと言ってくれた。オスピタレロはどこも素晴らしく優しい。オスピタレロ自身が巡礼者というのもあるし、巡礼者に寄り添い助けてくれる。
ベッドを確保し、シャワーを浴びて洗濯、そして洗濯物を干したらやっと自由時間。
今日は栄養を取りたいので巡礼者メニューのあるレストランに行くことにした。
レストランは巡礼者と地元客で賑わっていて、注文はスペイン語オンリーのハードモードだった。
一品目、サラダ
理解できる単語で食事を選び、無事サラダと肉が運ばれてきた。生野菜は久々なので嬉しい!ドレッシングはオリーブオイルとバルサミコと塩だ。
牛肉だと思って頼んだら豚肉だったけど、肉には違いないから良し!
二品目、肉
最後にデザートをミスって、牛乳漬けの米を注文してしまった。お腹いっぱいだったけど、どんぶり一杯分くらいある。甘くて冷たくてめっちゃ身体冷えたけど完食。米もエネルギー。
デザート、牛乳漬けの米
パンは食べきれなかったので持ち帰ってもいいか聞くと、もちろん!と言ってくれた。
コースで10€。明日からまた節約。
歩いた距離(iPhoneヘルスケア調べ)
20.6km
使ったお金
コーラ1€
巡礼者メニュー10€
アルベルゲ10€
合計21€(≒3,320円)
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