DAY16
Riolobos → Carcaboso(20km)
ぐっすり眠って7時過ぎに起床。
ドイツ人のクリストフは外でドイツ版ラジオ体操みたいなのをしていた。朝から生理痛で痛み止めを飲んだ。
アンナとリーは朝ごはんにパナデリア(パン屋さん)に行くと言って出発、私はホステルのバルで朝食をとった。いつも通りカフェコンレチェとトスターダを頼むと、スペイン語がうまいね!と褒められた。
バルのオーナーが、この先の道の情報をくれた。ここからカルカボソまでは迂回ルートを、カルカボソからは通常ルートで大丈夫とのことだった。
何か困ったら連絡して、と電話番号までくれた。電話だとスペイン語会話は難しいのでかけられないけど、とても心強かった。
お礼を言って8:30に出発。リーがパナデリアで待ってるねと言っていたので行ってみたが、二人は来ていないとのこと。開いているバルも覗いてみたが、二人の姿はない。
カミーノ上の約束はあってないようなものか、と割り切って町を出る。メインルートではないのでGoogleマップで検討をつけて、次の町ガリステオに抜けそうな道路を歩く。
でもちゃんと矢印があった
しばらく歩いて振り返ると、遠くに二人の巡礼者の姿が見えた。しばらく立ち止まって待ってみると、リーとアンナだった。
「もう先に行ったかと思ったよ!」と言うと、別のバルで朝食をとっていたらしい。3人で再び歩き始める。
リーもアンナもきれいなイギリス英語でおしゃべりをしていて、私は二人の会話をとても勉強になる生の会話だなと思って黙って聞いていた。
リーは一緒に歩く人のことをファミリーと呼んでいて、ファミリーを失ったから歩くのをやめようかと思ったけど、新しいファミリーを見つけたからもうしばらく歩く、と喜んでいた。
ガリステオではバルに入り休憩。カウンターにはタパスが並んでいて、私はプルポ(タコ)とカフェコンレチェを注文。なんとお代はコーヒー代だけで、タパスは1品無料だった。
ガリステオを出発し、1時間ほどでまた次の町に到着。私がバル休憩すると言うと、二人も喜んで町に入った。この町のバルでもタパスは1品無料。1.5€でコーヒーとタパスを楽しむことができた。
生理中なのでトイレ休憩が頻繁に出来るのは衛生的にもとても助かる。生理二日目の行程がこんな感じで良かった。
二人は明日の行程が長すぎるのでタクシーを使おうと思うと言っていて、シェアしないかと誘われたけど、私は歩いてみたいと言って断った。
明日は40kmほどの行程なので、早めに出ないと到着が夜になってしまう。気合いを入れて頑張る日だ。
町を出て、今日の目的地のカルカボソまでまた1時間。好きなアイスクリームのフレーバーは何かとか、今までのキャリアとか、他愛もない会話を楽しみながら女子3人で仲良く到着。リーは目指しているアルベルゲがあり、私とアンナは別の新しいアルベルゲに向かった。
扉には電話番号が貼られており、アンナが電話してくれた。オスピタレロはすぐに来てくれて無事に受付完了。素晴らしくきれいなアルベルゲで、女子部屋は8人用だけど私たち二人だけだった。
シャワーを浴びて下着を洗い、少し休んでから銀行へ。現金を下ろしてスーパーに行った。ミルクと砂糖入りのインスタントコーヒースティックは売ってなかったので諦めて、チーズとイチゴジャムを購入。
一度宿に戻り、前に買ったパスタ入りサラダを食べてからリーと待ち合わせて3人でカフェへ。
1時間ほどおしゃべりをして解散。
英語だらけでちょっと頭が疲れている。
歩いた距離
22.5km
使ったお金
朝ごはん3.2€
カフェ1.5€
カフェ1.5€
スーパー3.5€
アルベルゲ20€
合計29.7€(≒4,700円)
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