スガ旅

夫婦で世界の大自然を歩いた旅の記録

千里の道も一歩から

DAY36

今日も朝9時から学校です。
7時に起床し、朝食を食べ身支度を済ませ、8時半には家を出ます。

この時間はまだ涼しく、20分の通学も心地の良い散歩になります。学校まではずっと急な下りなので、太ももが鍛えられます。

この日は授業中に先生と世間話になり、私たちがスペインでサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路を歩こうと思っていると話すと、実際に歩かれた方が生徒さんでいらっしゃったとのこと。その方は私の両親くらいの年齢の方らしく、そんな長距離(約800km)を歩いたり、メキシコまでスペイン語を習いに来たり、何を始めるにも年齢は関係ないんだなと勇気付けられました。


手にはスーパーキノコ

出来る出来ないよりも、まず一歩目を踏み出してみること。そこに深い意味はなくても、偉大なことでなくても、ただ自分にとって価値があればいい。
私の父は、70を過ぎてから水泳とバイオリンを始めました。母はかれこれ何年も英会話とダンスを地道に続けています。夫のご両親はというと、海外勤務が長く英語とフランス語が話せるのですが、尊敬する所は、学習を止めずさらに磨きをかける努力をしているところです。二人とも海外生活での楽しみの見つけ方をよく知っていて、どの国に行っても順応できる人たちです。
幸運なことに、私の周りには素敵に歳を重ねている大人が沢山います。自分の人生に彩りを加えることは自分にしかできないことなので、これからの旅の中でも「出来たらいいな」が実現できるよう、一歩一歩、健康にだけは気をつけながら過ごしていこうと思います。


復習と宿題の毎日。

カンクンに降り立った日は、彼らが何を言っているのか1ミリも分からなかったけれど、授業のお陰で少しずつコミュニケーションが取れ始めている気がします。学校で習ったことを帰り道のコンビニや屋台で即座に実践できる、これが留学ってやつなんですね。

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