DAY62
メキシコ出国前日、完全にメキシコ料理の虜になった私たちは、サルサソースだけでも日本で作れるようにお料理教室に参加してみました。
airbnbには「宿泊」先だけでなく、「体験」というカテゴリーもあり、グアナファトで体験出来る料理教室を予約しました。他にもタコス食べ歩きツアーやお酒の飲み歩きツアー、健康教室やダンスレッスンなんかもあります。宿泊と同じく一般の方々が講師として登録しているので、より現地在住者目線の体験が出来るのが魅力です。
私たちが訪れた料理教室も、講師の方の自宅でした。彼はairbnbの物件も持っていて、宿泊管理の他にこの体験のホストもしているそう。もともとはエンジニアとして働いていたけれど、忙しくてあまり家に居られず、まだ小さい子供が自分の事を父親と認識していなかった事がきっかけで職を変えたそうです。
この仕事なら四六時中一緒にいられますからね、メキシコ人の家族愛は深い!
そんな彼の自己紹介を聞き、メキシコ料理に使うスパイスの説明を聞いた後、イダルゴ市場に食材の買い出しに行きました。
鶏肉を買い、
野菜を買い、
トルティージャ屋さんで生地の端っこを買いました。
トルティージャの生地は、自分たちの好きな大きさに丸めてこちらの器具を使って伸ばします。
あとはフライパンで焼くだけ。とっても簡単。
チキンは丸ごと茹でて、サルサ用のトマトやハラペーニョも茹でます。
茹でたトマトは石で出来たすり鉢で潰していきます。これにスパイス、ハラペーニョを好きなだけ入れて、サルサロホは完成。
今度は緑のサルサ、サルサヴェルデを作ります。使っているのは緑色のトマティージョ。日本では食用ホオズキとして売られているようです。
先程焼いたトルティージャに茹でたジャガイモと鶏肉を入れ、くるくる巻きます。
こちらのソースもトマティージョを使っていますが、クリームを足してとてもマイルドなソースです。
エンチラーダ・ヴェルデの完成です。
それともう一品、ソペも作りました。
こちらはトルティージャ生地を分厚く焼き、好きな具材を乗せてサルサをかけて頂きます。
どちらもものすごくシンプルな料理で、とても美味しかった!日本に帰ったら作ってみよう。
緑のソースはアボカドで出来ていると思い込んでいましたが、全然違いました。材料が分かるだけでも今後メキシコ料理を食べるのがさらに楽しくなります。
最後の最後で楽しい体験ができて良かった!
DAY63
4週間のメキシコ滞在も終わり、次の目的地に移動です。
本来ならば12時チェックアウトのところ、私たちの宿のホストのご厚意により、夕方まで伸ばして頂きました。
午前中に学校に行き、先生方にご挨拶。
ずっと忘れていたサトちゃん撮影も無事に完了しました。
あとやり残したことと言えば、夫の散髪。
学校の向かいにあったTATOOショップ併設の床屋さんに行ってみました。
メキシコの床屋さんは、お客の椅子をくるくる回してカットするのが印象的でした。
お任せしたら、もみあげがアートな形に。
もみあげを刈られたのは初めてだったそうです。
夫のブログはこちらをご覧ください。
ここ数日間、メキシコ料理が恋しくないよう食べおさめもしました。
タコスや、
コーンにチリとマヨをぶっかけたものや、
アイスクリームや、
チュロスや、
またタコス。
こんなにタコスが美味しいなんて知らなかった。初日はサソリが出て、私のメキシコ生活は終わった…と思っていたけれど、その後サソリを見ることもなく(夫は2回見た)、無事に滞在を終えることが出来ました。
一度お腹の調子が悪くなり「虫下し」を飲みましたが、現在の体調は絶好調!
メキシコは麻薬マフィアとサボテンのイメージしかなかったけど、優しい人たちと陽気な歌声の響く素敵な国でした。
アディオス、メキシコ!
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