スガ旅

35歳を迎え、夫婦で仕事を辞めました。

SUGATABI.

スガ家の旅の記録

私たちのTMB(ツール・デュ・モンブラン)その3

2019年7月5日から9日間、夫婦でモンブラン山群をぐるっと一周ハイキングしてきました。

1日目、2日目の様子はこちらから。
www.hike-osuga.com

3日目、4日目の様子はこちらから。
www.hike-osuga.com


5日目(DAY91)

オートミールで朝食を済ませ、テントを撤収して朝9時に出発。今日からお宿が予約出来ているので、気分もウキウキです。やっと屋根の下で寝られる…!

30分ほど歩き、シャンペラックに到着です。

閑散としているけれど美しく、どことなく故郷の洞爺湖に似ている感じがしました。洞爺湖の方が大きいけれど。

TMBのマップが載った看板がありました。今日はここからイセールという村まで歩き、バスでラ・フリーという村まで移動予定です。

シャンペラックのスーパーで足りないものを買い足し、早速山道に入ります。

シャンペからイセールへの山中に、謎の彫刻がありました。カエルでしょうか。

しばらく歩くとまたありました。イノシシでしょうか。

進むごとに彫刻のスキルが上がっていくような…
リスとリスがきのこをどうしているのでしょうか。

アイベックスかな。

最後は躍動感あふれる作品でフィニッシュ。何だったんだろう。

見晴らしの良い場所で休憩。持参のパンに、ホテルの朝食会場から大事に持ち帰ってきたヌテラを塗って食べました。

シャンペラックを出発して2時間、イセールの村が見えてきました。

到着!今日は本当に楽な行程でした。バスの時間を調べると、2時間もありました。バス停の前に小さなバールがあったので、そこで待たせてもらうことにします。


かわいい外観。

中に入ると、ムッシューが2人、白ワインを飲んでいました。チャキチャキとしたマダムにアイスコーヒーはあるかと尋ねると、氷を入れたらいいの?とお客さんと相談していました。
大丈夫、作れるから!と返答をもらい見ていると、氷をタオルに包んでガンガン机に叩きつけ、クラッシュアイスとエスプレッソをシェイカーに入れ、「もうすぐできるからね!」と笑顔でシェイク。
マダムの愛情こもったアイスコーヒーがこちらです。


少ない…!

なかなかアイスコーヒーを頼む人はいないのでしょう、お手数をかけてしまいました。
私としては普通のコーヒーに氷を入れてもらえるだけで大満足なんですが、味が薄まることが悪かのように、こちらの人々は丁寧に作ってくれます。

ハムとチーズも頼んでしまいました。美味しい…

私たちがだらだらしていると、数日前から一緒の行程で顔見知りだった欧米人ハイカーたちが到着。彼女たちもここで休憩することにしたようです。
2人はイギリスから来ていて、1人はイギリス出身(レイチェル)、もう1人はイスラエル出身(エステリーナ)でした。

今晩の宿を聞くと同じ宿だったので、夜トランプしようねと言って別れました。彼女たちはバスに乗らずに歩くと言っていました。罪悪感…!

親切なマダムに別れを告げ、バスに乗り込みます。ユーロでの支払いOKで、片道2ユーロでした。

苦労せずにラ・フリーに到着です!何だか心が痛い。

入り口にはウェルカムケーキとお水が置いてあるホスピタリティ!
ちょうどチェックイン時間だったので、すぐにお部屋に案内してもらえました。

個室を予約出来たので、今夜はぐっすり眠れそうです。バストイレは共用ですが、部屋で電源が使えるので遠慮なく充電も出来ました。Wi-Fiも抜群。

部屋からの景色も最高です。

時間を持て余してしまったので、町まで降りてスーパーに行ったりしました。スーパーから戻ると、ちょうどレイチェルとエステリーナが宿に到着。バスを使わずに歩いた2人を称えて迎え入れました。


私の名前…

夕食会場でも、レイチェルとエステリーナが偶然隣の席になり、色々な場所を旅していることや、これからハイキングに行く予定の場所のことなど話して、楽しいひと時となりました。


夕食は初めてのラクレット!

エステリーナはポテトをめっためたに潰した上にチーズをかけて、個性的なピザを自作していました。彼女はどこにいても色んな人に話しかけ、周囲を明るく照らすパワーがあり、レイチェルは、私に似て少し心配性で、2人とも気が合いそうな女子たちでした。レイチェルの話すイギリス英語がディズニー映画のように美しくて、いつもうっとり聞いていました。

数日前に峠で写真を撮ってあげたフランス人のおじいちゃん、おばあちゃんグループも同じ宿だったようで、食堂で再会を喜びました。

おそらく日帰りハイキングや1泊のハイキングだとこんなに色んな人と話す機会はないのだろうけれど、1週間以上も同じ行程で毎日会うと、今日はどうだったとか、あそこ辛かったねだとか、共通の話題が出来るのがすごく楽しいです。


ケンブリッジで働いている2人。歳も近くて仲良くなりました。

夕食後にしばしトランプで遊んだ後、久々に部屋でブログ更新作業をしました。

歩いた距離:9.8km(iPhoneヘルスケア調べ)

6日目(DAY92)

朝食後、外に出るとこの景色。木曽駒ケ岳の千畳敷カールを思い出しました。

今日はハードな行程で、まずフェレという村に行き、そこから大フェレ峠まで一気に登り、峠を越えてイタリアに入り、そこからまた下ってエレナ小屋を通過して、アルヌーバへ。そこからバスでクールマイユールまで行ってしまいます。
エステリーナ&レイチェルも、フランス人のおじいちゃんおばあちゃんグループも、みんなエレナ小屋ゴールの予定で、クールマイユールは明日とのこと。
私たちはクールマイユールに2泊の予定なので、またきっと行程が噛み合うね、と別れて出発です。

宿を出て30分ほど歩くとフェレに到着です。ここから大フェレ峠まで3時間…!

美しい朝を、憎い荷物と共に歩きます。重い…

峠の登り口までやってきました。気合いを入れるために、早めのランチをします。

宿でもらった弁当を黙々と食べていると、通り過ぎるハイカーに「ボナペティ!」と言われます。

今日も牛をかき分け登って行きます!

辛いけれど目の前には絶景で、何度も立ち止まって写真を撮ってしまいます。

2時間ほど登った所で山小屋に到着。スイス最後の山小屋になるので、冷たい牛乳を一杯頼んでみました。


抜群にうまい!


登山靴を鉢植えにしてしまうお洒落さ。

しばらく歩くと、私たちより1時間先に出発したおじいちゃん、おばあちゃんグループがランチ休憩をしていました。
ちょっと座って話をすると、みなさん南仏から来ているのだそう。私たちは仕事を辞めて旅行をしていることを話すと、とても驚いていました。私が分かるようにとてもゆっくりと話してくれて、優しいおじいちゃんでした。
彼らもレ・コンタミンヌがゴールと言っていたので、また会えたらいいなあ。

標高が上がるにつれて、だんだん雪が見えてきました。

小さな雪渓がありましたが、問題なく通れます。

そのあとにもまた小さな雪渓。踏み跡もばっちり付いているので怖くありません。

峠が見えてきました!あそこを越えたらイタリア!

大フェレ峠に無事到着です。さようならスイス、こんにちはイタリア!

ここから休憩地点のエレナ小屋まで50分ですが、あまりの美しさにしばし座って眺めました。

フランス側から見える白い雪を被った山とは全然違って、裏から見るとこんなに荒々しく迫力があります。

雄大な景色を眺めながら下山開始です。ため息が出るほどの絶景です。頑張って越えて良かった…


そして天候にも恵まれて良かった…

エレナ小屋が見えてきました!

この時点で午後4時前。やっぱり下りたらバスを使わないと、ホテルの夕食時間に間に合いそうもありません。

いつも通り、私はケーキとコーヒー、夫はビールでしばし休憩。山小屋だけどきちんとエスプレッソマシーンでコーヒーを入れてくれて、とっても美味しい!

さらにトイレが山小屋とは思えない美しさ!


ケーキでは足りず、外に出て残りのパンで補給。

ここからさらにバス停目指して下山再開です。


イタリア側にも小さな雪渓がありました。

駐車場のような所に下りてから少し歩くとバス停があり、運良くすぐ来たバスに乗ることが出来ました!こちらも2ユーロで、乗車時間は30分ちょっとだったと思います。

無事クールマイユールに到着!ホテルまで15分くらい歩いたけれど、今日から2泊、ゆっくりできます。

ホテルの夕食はサラダビュッフェとパスタ、

豪華なデザートもついていました。染み渡る〜


歩いた距離:15.6km(iPhoneヘルスケア調べ)

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www.hike-osuga.com

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