スガ旅

35歳を迎え、夫婦で仕事を辞めました。

SUGATABI.

スガ家の旅の記録

私たちのJMT(ジョンミューアトレイル)④

6日目(DAY120)

Emerald Lake-Trinity Lakes(10.8マイル/17.4km)


実家で思う存分お風呂に入る夢を見て、すっかり寝過ごしてしまいました。朝7時過ぎに起床です。

今日も熊に襲われず無事に目を覚ますことができました。ユーコンの櫛田さんの教えを守り、毎晩万能ナイフを枕元に置いて寝ています。

朝から蚊の大群に囲まれてオートミールを食べました。止まると寄ってくるので立ちながらぐるぐる回って食べています。本当にストレスです。

朝9時過ぎ、出発です。エメラルドレイクを越えるとルビーレイクがあり、そこを過ぎると当初の宿泊予定だったガーネットレイクがあります。

ガーネットレイクは蚊も少なく感じ、何より景色が素晴らしく、ここに泊まれたら最高だったねーと夫と話しながら通過しました。

その後しばらく下ってシャドウレイクに到着。すでにぐったり疲れていたので、今日レッズメドウまで歩くのはやめて、手前で一泊して明日町に降りることに決めました。これで最初に計画した通りの日程に戻ります。

シャドウレイクからロザリーレイクまでは地獄のスイッチバックがありますが、息が上がらないようゆっくりゆっくり登って行き、そこまで汗もかかずに登り切ることが出来ました。

ロザリーレイクからはデビルズポストパイルまでずっと下りです。これで明日の行程が楽になりました。トリニティレイクスあたりでキャンプ地を探しましたが、やはり蚊がひどい…!夫は今日こそは焚き火がしたいと言っていたので、ファイヤーサークルのあるキャンプ地を探します。

トリニティレイクスを過ぎた辺りに近くに川もあり、ファイヤーサークルもあるキャンプ地を発見。蚊はいるけれど、もう仕方ないね、ということでここにテントを張りました。

何だか疲れ過ぎて動きが鈍い私の横でテキパキとテントを設営し、お湯を沸かしてくれた夫に感謝。今日シャワーを浴びられると思っていたけど浴びられず、テントの中で身体を拭きました。早くシャワーを浴びたい、石鹸で洗いたい…。

今日はご飯をたくさん炊いて、ふりかけをかけて味噌汁と一緒に頂きました。とろろ昆布を少量持って来ていたので、味噌汁に入れました。やっぱり日本の味は落ち着く…。

毎日標高3000m付近でハイキングをしてキャンプをしていますが、風邪も引かずに何とか無事にやっています。

明日町に降りて食料の補給をする予定ですが、カロリーや軽さよりも、やはり美味しさを優先しないと辛いことが分かりました。クリフバーはカロリーも高く行動食にぴったりですが、好んで食べられるナッツやおかきみたいなお菓子の方が減りが早いので、ナッツを大量に買おうと思います。あと、パンとハムとチーズも買えたらいいな。ベビースターラーメンは初日に完食してしまったけど、もう手に入らないだろうなあ。

  • 実際の歩行距離(iPhoneヘルスケア調べ):18.3km


7日目(DAY121)

Trinity Lakes-Devils Postpile-Reds Meadow(6.1マイル/9.8km)

ついに今日はシャワーを浴びられる!
その事だけを考えて、夜中の1時頃から数回目が覚めてしまい、朝6時半には覚醒。夫を起こし、今日はキャンプ場ではなくどうしても宿に泊まりたいとお願いしました。夫はキャンプ場でいいじゃんと言っていましたが、一度宿に泊まって全バッテリーの充電をしたいのと、時間を気にせずシャワーを浴びて、服の洗濯がどうしてもしたいと懇願。夫は渋々承諾してくれました。


「宿に泊まれる!」と恍惚の表情の私。

レッズメドウに着いたら電波が入るはずだから、そこで宿を押さえてバスでマンモスレイクの町まで降りる!頭の中はいかにスムーズにシャワーに辿り着けるか、それだけでした。

レッズメドウまでの道のりは下りのみで、2時間あれば着くだろうと軽く見て、朝ごはんはレッズメドウでハンバーガーを食べると決め、朝8時半に出発。

心なしか足どりがいつもより軽く、汗をかいても後で流せるのが分かっているので不快感も半減。シャワーが私を待っている!

もうすぐデビルズポストパイルに入ろうというときに、今回2度目の渡渉ポイント。
くそっここでタイムロスしてる訳にはいかないんだ…!
重いはずのザックを背負ったまま靴を脱ぎサンダルに履き替えて、速攻で渡渉。冷たいけどそんなことはどうでもいい。シャワーが待っているんだ。

夫に、すごい勢いで渡ってたね、と言われながらすぐに靴に履き替えて下山再開。

午前10時半、デビルズポストパイルに入りました。JMT/PCTはこちら、という道しるべのとおりに進むと、なぜかまた山を登っていく羽目に。

今日の登りは想定外、一気に体力が消耗して行きます。よろよろと登りながら、すれ違う爽やかなハイカーに「ハッピートレイル!」と声をかけられるもハイキングを楽しむどころか完全に早く下界におりたい私。

そして正午少し前、ついにレッズメドウに到着!お腹が空き過ぎて倒れそうです。カフェの外にザックを放り投げ、チーズバーガーとコーラを注文。

至福の時…!W田くんとメーちゃんがよく、「美味しすぎて終わって欲しくない」と言っていた気持ちが痛いほどよく分かるチーズバーガーでした。

さあ、次は宿の予約…と思ったら、私だけ電波が入りません。夫のスマホを強奪し、宿を早急に決め、予約完了!あとは下界に降りるだけです。

レッズメドウからマンモスレイクの町までは、バスを乗り継いでいく必要があります。
まずはレッズメドウのジェネラルストア前から出発するバスに乗り、スキー場まで降ります。1人8ドル。

スキー場からは町の中を巡回する無料バスに乗り換え、町まで降ります。

午後3時、ようやく宿に到着。チェックインの際、「さっき予約してきたばかりだよね、何かあったの?」と聞かれ、本当はキャンプするはずだったけど、どうしてもシャワーを浴びたかったんだ、というと、「それは大問題だ!」と笑っていました。

今日の宿、シエラ・ロッジは朝食も無料で付いていて、ホテル内にコインランドリーも完備。さらに部屋にはバスタブ付きのお風呂とミニキッチンも付いていました。神がかっている…!

夫に先にシャワーを譲り、夫がシャワー中にコインランドリーの場所と値段を確認し、必要なコインをフロントで両替。全て効率良く動かないとゆっくりする時間がなくなる…!

夫と交代で、ようやく私のシャワータイム。しばらくシャンプーが泡立たず、4回くらいシャンプーしました。土と汗と垢が身体から落ちていくことに感動しながら念願のシャワーを堪能しました。

洗濯もし、食器も全て洗剤で洗えて完全にリセット出来ました。夫は、あと4日も不快な状態で居たら慣れるよ、と言っていましたが、私は自分で思っていた以上にひ弱でした。ユーコン川の時はカヌーに乗っているだけでそんなに汗もかかなかったし、蚊も少なかったので不快な想いはしていなかったし、TMBはほぼ毎日お風呂に入れたし、やはり蚊も居なかった。

JMTに来て初めて、たった1週間の自然の中での生活に心折れそうになりました。ここで一度リセットしないと先が辛くなるので、この一泊は私にとって非常に重要な一泊でした…。

スーパーで食糧の買い出しをし、メキシコ料理屋さんで晩ごはん。エンチラーダのプレート料理、これで10ドル。安い!

明日からの活力のため、少し気持ち悪くなりながらもたくさん食べました。
マンモスレイクの町の中の移動は無料のトロリーバスが走っていてとても便利ですが、全然時間通りに来ないです。さらにめっちゃ寒いです。

宿に戻ってもう一度風呂で温まり、綺麗なベッドで眠りにつきました…。

  • 実際の歩行距離(iPhoneヘルスケア調べ):14.9km


8日目(DAY122)

Reds Meadow-Deer Creek(6.4マイル/10.2km)


7時半に起床。化粧はしないので顔を洗ってすぐに朝食へ。夢にまで見たトースターがあったので、トーストを3枚、ピーナッツバターとジャムをこれでもかというほど塗ったくって食べました。このままずっとトーストを食べ続けていたい…。

重くなったザックを背負い、重い足取りで出発です。バスを乗り継ぎ昨日と同じレッズメドウに到着。
足りないフリーズドライ食を買い足し、パッキングをし直します。最後の水洗トイレ、最後の石けんでの手洗い。全てが愛おしく、離れがたい。
私に活力をくれたレッズメドウに別れを告げ、出発です!

今日の行程はレッズメドウからディアクリークまでの約7マイル(11㎞くらい?)。ひたすら緩やかな登りです。レッズメドウの次の行程を短めに設定していた自分を褒めてあげたい。

レッズメドウを11時に出発し、1時間に1回ずつ休憩を取りながら、かなりのスローペースで進みました。

私が遅いので夫がかなり離れて前を歩いているのですが、ハイカーと英語で会話する機会がここ1ヶ月でかなり増えたせいか、寡黙な夫も少しずつ英語で会話をするようになってきました。非常に嬉しい。

午後3時頃、今日のキャンプ予定地のディアクリークに到着です。いつもよりも早く到着出来たので、夫はすぐ近くの川で釣り三昧。この環境を楽しんでるなあ。

  • 実際の歩行距離(iPhoneヘルスケア調べ):14.9km

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