17日目
Les gorges du todra → Ouarzazate
朝ごはんを済ませて、ジュリオにお別れ。本当に楽しいトドラ渓谷滞在でした!
次なる目的地のワルザザートへは、乗り合いタクシーにて向かいます。チケット売り場でチケットを買うために並んでいると、次から次へと人が割り込んできて、並んでいるのは私だけなことに気が付きました。これじゃいつまで経ってもチケットを買えない…!意を決して日本人の常識を捨て、大声でチケットを頼んで無事ゲット。
子供2人の4人家族と一緒にタクシーに乗ります。私たちのバックパックは屋根に積まれ、不安に思っているとちゃんと紐で縛りつけてくれました。
タクシーは砂漠地帯を猛スピードでぶっ飛ばします。前の席に座ってお母さんのスマホでゲームをしていた小さな男の子が吐いていました。自業自得ですね。
3時間ほどでワルザザートに到着。明日のバスチケットも購入して目星を付けていたホテルに行き、部屋を見せてもらいチェックイン。
ワルザザートはモロッコのハリウッドと呼ばれていて、映画の撮影が数多く行われており、ここから近くのアイトベンハドゥは「アラビアのロレンス」や「グラディエーター」のロケ地だとか。モロッコ人はみんなこぞっておすすめしていましたが、今回は一泊なので観光はせずに町でゆっくりすることにしました。
近くの商店でデータのチャージをしたり、
化粧水が切れたのでスーパーに行って格安のローズウォーターを購入したり、アルガンオイルの適正価格を見たり、
その後入ったお土産屋さんで、今まで買うのをためらっていたバブーシュ(スリッパ)を衝動買いしたり。
ワルザザートは町自体は小さいけれど、大型スーパーも小さなマーケットもあって過ごしやすい。バスターミナルも近いし、治安も良さそうだしとても快適に過ごせました。
18日目
Ouarzazate → Marrakech
朝ごはん付きの宿だったので、出発前にホテル横のレストランで朝食。
ホテルから徒歩10分くらいのところにあるバスターミナルへ行き、割と時間通りにバスが来ました。
今日はアトラス山脈を越えて最終目的地のマラケシュへ向かいます。アトラス山脈越えがかなり酔いそうなので、酔い止めを飲んで寝る予定。
山を越えたのか、越える手前なのか、峠付近で運転手さんのお食事休憩。
レストランの店主から「お茶飲んでけ!」と声がかかったので、バスの出発時には教えてねと言って私たちもお茶休憩。こんな山奥で置いて行かれたらかないません。
バスは順調に山を下り、目が覚めるとマラケシュ市街に入ったところでした。
マラケシュのバスターミナルは鉄道駅の横にあり、駅前にはマクドナルドなんかもあって都会。とりあえず宿を決めていなかったので駅前のカフェに入り、徒歩で行ける近くのホテルに目星を付けます。
直接宿に行って値段を聞き、Booking.comの方が安いと言うと、だったらそれで予約して、と言われました。フロントにてBooking.comの予約を済ませ、チェックイン。オンライン決済したはずなのにフロントでも請求され、おかしいなあと思ってBooking.comに問い合わせると、やはり2重請求になっていました。無事に返金処理も済ませましたが、気がついて良かった…。
せっかくマラケシュまで来たので、タクシーにてメディナへ。
捕まえたタクシーの運ちゃんにメーターを使ってくれと言っても、「料金決まってるから!」とタクシーの窓に貼ってある紙を指差し、割と高い金額で移動。紙には何と書かれているのかわからなかった…。
途中、「あ!人が死んでる!」と言って、交通事故現場を通り過ぎました。モロッコで道路を渡る時は気をつけないといけませんね。
メディナに到着。どうやら時間が早いようで、まだまだ人は少ない様子。露店も店を開く準備をしている段階でした。
とりあえずぐるっとメディナを回り、モスク横のカフェで休憩。何を買う訳でもないのでお土産屋さんに入るのも憚られるし、もうホテルに戻ってゆっくりしようか、とマラケシュのメディナを後にしました。
ホテルに戻る時、近所にボーリング場を発見。暇だったので1ゲームだけやることに。
値段は一人600円ほどで、日本と変わらず。靴は借りてもそのまま自分の靴でやってもいいようでした。
久々に池袋のロサ会館にいるかのような錯覚を起こします。
私もかなり下手ですが、周りのモロッコ人の下手さ具合には驚きました。日本代表として夫の美しいフォームをモロッコ人たちに見せつけてやりました。
モロッコ人に混ざって夜のマラケシュ(ボーリングだけだけど)を満喫し、近くのお肉屋さんで晩ご飯を食べてホテルに戻りました。
明日はいよいよモロッコ出国!
———————————————————————
気持ちが弛まぬよう、旅行ブログランキングに登録してみました。クリックして頂けると励みになります!