DAY1
誕生日休暇をもらって、今年は東南アジアを見て回ることにした。年に一回気ままな旅が出来るととても幸せ。これが一年に一番のご褒美になりそう。
東京で親戚の結婚式に出席する太郎と池袋で別れて、1人成田空港へ。朝6時には空港に居たかったので、夜のうちに行って朝まで仮眠することにした。
22時を回った頃に到着し、寝やすそうなベンチを探す。どこももうみんな埋まっている。
T2とT3を行ったり来たりして、最終的にT3で2時間くらい熟睡した。周りに寝ていた人がいなくなったことも気がつかないほどぐっすり寝ていた。
今回はLCCのエアアジアでバンコクに入る。LCCは航空券が安い分、追加の手荷物や機内サービスが別料金となっている。
預け荷物なし、機内持ち込み7kgに挑戦した。
前日まで荷物の量をギリギリまで調整し、何とか7kgに収まったけど、結局測られることはなく飛行機に乗った。
バンコク行きエアアジアは春節のせいもあってか満席。7時間のフライトで事前に機内食がオプションで選べたので2種類選んだら、離陸後3時間くらい経過したあたりでまとめて2食置いていかれる。周りを見てもみんな1食で恥ずかしい。
食べきれないサンドイッチはリュックにしまって再び寝た。
定刻通りにバンコクに到着。ここで3時間後に到着する姉を待つ。今回は姉と一週間だけ旅を共にする。
今から17年前、インドで半年間ヨガ修行する姉に1ヶ月だけ同伴した。思えばあれが私のバックパッカー人生が花開いた瞬間だった。
当時まだネットカフェに行かないとインターネットにアクセス出来なかった時代に南インドの最南端に降り立ち、バスやボートを使って北上した。一ヶ月の所持金は2万円だった。英語もほぼ話せなかったのに、よくあんな大冒険をしたなあと我ながら感心する。でももっとすごいのは姉で、ひと月共に旅をした私は日本に帰国、その後の5ヶ月間インドを彷徨い続けた。そして立派にヨガの先生の資格を取得して真っ黒に日焼けして帰ってきたのだ。
そんな姉と、インド以来の2人旅だ。一週間だけだけど、おばさんになった2人でまたバックパックを背負って旅ができる。こんなに嬉しいことはない。
姉の飛行機は少し遅れてスワンナプーム空港に到着した。姉の到着時間までに下調べしておいたジュース屋さんでフレッシュジュースを買い、宿のあるドンムアン空港の方まで無料のシャトルバスで移動する。
タイ語は全く読めないけど、観光客が利用できるものは全て英語表記がされていてとてもわかりやすい。ストレスなくドンムアン空港に到着。
初日から2泊だけのタイ滞在なので、宿は空港から徒歩で10分ほどの安宿を取った。2人で2泊、3,000円。朝食付き。1人1泊800円くらい。
部屋は4階、エレベーターはないので階段で上がる。一番突き当たりの部屋だった。
扉を開けて感動、エアコンがある!宿に到着するまでに大汗をかいていたので助かった。少し身体を休めてからまた外に出て、近所の食堂で晩ごはんを食べた。
想像通りの優しい味で美味しい
1人200円。円安で苦しい日本人にはありがたい価格。そしてとってもおいしかった。スーパーでヤクルトを買って帰宅。シャワーの水圧は10点評価で2点!シャワーヘッドからチョロチョロと少し出る程度だったけど、お湯は出た。
———————————————————————
気持ちが弛まぬよう、旅行ブログランキングに登録してみました。クリックして頂けると励みになります!