スガ旅

35歳を迎え、夫婦で仕事を辞めました。

SUGATABI.

スガ家の旅の記録

レソト王国でキャンプ生活① 【マレアレア】

アンにお礼を告げケープタウンの宿を出発した私たちは、Uberにて空港へ。次の目的地は「レソト王国」です。

「レソト王国」。実は私、この国の存在を知りませんでした。セネガルのダカールに滞在中、同じ宿に滞在していたH口さんに「どの国が一番良かったですか?」と質問したところ、「レソト王国」を教えて頂きました。その後調べれば調べるほど、自然が豊かで素晴らしい国だということを知り、南アフリカ入国前にチケットを押さえたのです。

レソト王国は、南アフリカに囲まれた小さな国です。事前に調べた情報によると、HIVの感染率が非常に高く貧しい国ですが、水資源は豊富とのこと。公用語はソト語と英語で、民族的にはソト族、国民の大半がキリスト教徒。いよいよアフリカっぽくなってきました!

レソト滞在1日目

ケープタウンから飛行機で、まずはヨハネスブルグへ。世界最恐都市と呼ばれるヨハネスブルグでは、空港でも気が抜けません。乗り継ぎの飛行機のチェックインカウンターを探していた数分の間にも、勝手に案内する酒臭いおじさんにチップを請求される始末。「クリスマスなんだからいくらかよこせよ」と言われましたが、お金持ってないと突っぱねて無事に搭乗ゲートへ。

ヨハネスブルグからレソトまでは小さな飛行機に乗ります。

レソト上空では、遠くで強い雨が降っているのが見えました。

レソトのマセル空港に到着!とても小さな空港で、カフェも何もありませんでしたが、SIMカードは購入出来ました。夫にSIMカードを買ってもらっている間、タクシーの運転手と値段交渉。本日の宿まで行くには高すぎる金額だったので、宿に行くバスが出ているマセルのバスターミナルまで連れて行ってもらうことにしました。

バスターミナルまで行き、今日の目的地であるマレアレア行きのバスを探します。バスと言ってもワゴン車で、乗客がいっぱいになってからの出発です。何時に出発するかは誰にも分かりません。チケットを購入し、人が集まるのをひたすら待ちます。

待っている間、夫がお弁当を買いに行ってくれました。パパと呼ばれるペースト状の主食に焼いた豚肉が乗ったもの。基本は手で食べるようですが、持っていたスプーンで食べました。そしてびっくりするほど美味しい!!

2時間ほど待って人が集まったところでバンに乗車。しかし出発する様子はなく…。明らかに座席は埋まっているけれど、これ以上何を待っているのかな…と思っていたら、12人乗りのバンに16人乗車して出発。4人席には5人、助手席には2人が基本のようです。荷物を置くスペースもないので、足元にサブザック、膝の上にメインザックをのせて、未舗装路を揺られること3時間。
途中暗闇の中トイレ休憩(男女一緒にその辺でする)があったり、運転手が友達のバーに寄って酒を購入してきたり、助手席のお兄ちゃんたちは飲み終えたビールの缶を窓から捨てたり、走行中は拷問かというくらいの大爆音で音楽をかけられて、修行のような3時間…。

午後4時に空港に降り立ち、宿に着いたのは午後10時を回っていました。
この日の宿では夕食を予約していたけれど、レセプションももう閉まっていて警備員のおじさんに門を開けてもらい、懐中電灯で誘導してもらいながらテントサイトへ。
暗闇の中テントを設営し、空腹とともに就寝しました。

レソト滞在2日目


マレアレアロッジの入り口。

翌朝、受付を済ませにレセプションへ。
昨晩の夕食に間に合わなかったことを伝えると、無料でキャンセル処理をしてくれました。
キャンプサイトの料金は一人一泊1000円程度で、ヨーロッパとさほど変わらず。晩ご飯はキャンプ代より高く、1300円くらい。朝ごはんは500円。
簡単に食材が手に入りそうもなかったので、滞在中は宿で朝食・夕食を食べることにしました。

こちらの宿では地域の発展を目指しており、地域の人々の雇用や技術の習得を軸に運営をしている模様。
食事は地元の女性たちがロッジの食堂で用意し、夕方からは地元民による歌のショーやバンド演奏が見られます。マレアレアロッジの名物であるポニートレッキングも、全て村の人がガイドしてくれます。


節水を求める写真。
 

昼食はロッジの外にあるプレハブで出来たご飯屋さんで食べることにしました。客は二人入れるくらいの小ささです。

メニューはなく、何か食べたいというとこちらの定食が出てきました。主食のパパと、煮込んだチキン。やっぱり美味しい。

水道がないので、洗面器のお水で食器を洗います。不衛生かと思われるかもしれませんが、丁寧に濡れ布巾でお皿を拭い、整理整頓もきちんとしているので不思議と不安はありませんでした。


何にもないマレアレアの風景。

小さな商店には保存のきくものしか売っていません。冷たい飲み物もロッジでしか買えません。でもなんだか落ち着きます。

ロッジに戻り、ポニートレッキングは出来るかと尋ねたところ、すぐに手配してくれました。
ポニートレッキングガイドに電話をかけ、馬の手配もし、1時間後に出発。仕事が早い…!

ささっとシャワーを浴びて、早速出発です!
乗馬なんて小さい頃ルスツ高原でした引き馬以来。
マレアレアロッジのポニートレッキングは、引き馬ではなく自分で馬を操ります。不安たっぷりでしたが、訓練された馬のおかげで勝手にガイドさんの後をついていってくれます。

険しい道をぐんぐんと進みます。絶景を写真に収めたいけど、片手で手綱を持つことが怖くてなかなか写真が撮れません。


気合で撮った一枚。

川を渡る時には馬に水を飲ませたり、日本でこれを体験したらいったいいくらかかるんだろうと思いました。

滝の近くまでやってきました。滝の上では地元の少年が馬を見ていてくれて、馬を置いて滝の下までハイキングすることにしました。

ガイドのお兄さんは私たちよりも若く、結婚もして子供もいるとのこと。「私たちはバソト(ソト族)で、セソト(ソト語)を話す」と語呂良く言っていました。

水は落ちていないけど滝に到着。ここでしばらく休憩をして、色んな話をしました。穏やかで静かなレソト人との時間は、苦行と感じた昨日の一日を忘れさせてくれました。

夕食の時間に合わせてロッジに戻ります。草原に入った瞬間、馬が急に走り出して焦りました。走る馬に乗ったのは初めてで、自分の体がおもちゃのように振られて死ぬかと思いましたが、夫は楽しんでいました。
映画で馬に乗って走っている俳優さん、すごいなあ。

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