スガ旅

夫婦で世界の大自然を歩いた旅の記録

不安たっぷり!南アフリカ滞在記④

ボルダーズビーチ

喜望峰を後にした私たちは、恐らく喜望峰に来た人は必ず訪れるであろう観光名所、ボルダーズビーチに向かいました。

ボルダーズビーチは、喜望峰に行くときに通り過ぎたサイモンズタウンにあります。何とここには絶滅危惧種のアフリカペンギンがコロニーを築いていて、間近で観察することができるようになっています。

ボルダーズビーチの入り口は二ヶ所あり、私たちが車を止めた方の入り口はビーチで泳ぐ人専用だったようで、反対側の入り口までボードウォークを歩いて移動しました。

水着の用意さえしていれば、ペンギンのいるビーチで泳ぐことも可能です(料金は同じ)。


不思議な光景。

ボードウォーク沿いには人工の巣箱もあったり、他の生き物もいたりしました。


ケープハイラックス。

ボルダーズビーチの入場料も他と同じく3パターン。私たちは一番高い外国人入場料を支払って入ります。

早速ペンギンがいました!

ここにも!

すごい量のペンギン…!

とはいえ柵付きのボードウォークからの見学となるので、野生のはずなのに動物園で見ている感覚…。

観光客で大混雑している上に容赦ない日差しがとてもつらく、私たちは10分ほどで退散。可愛かったけど、人酔いしてしまいました。

レンタカー返却時間まで少し時間があったので、駐車場近くにあったレストランでランチをしてから帰ることにしました。

名物のフィッシュ&チップスと、

スモークサーモンのサラダ。どちらも絶品でスタッフの接客もとても感じが良く、元気を取り戻せました。

公共交通機関だったら終始心配と緊張をしていただろうし、団体ツアーでも時間に縛られて疲れていたと思うので、レンタカーにして本当に良かった。ありえないところを歩いている人がいるのには注意が必要ですが、リラックスして観光できました。

無事に大都会に帰ってきました。明日はいよいよケープタウン最終日。

アンおばさん

ホストのアンとアンディは、私たちの宿から車で3時間ほど離れた場所に住んでいます。明日の朝早くにチェックアウトすることを伝えると、アンだけ前泊させてもらえないか、と連絡が来ました。

airbnbでそんなことあるの?と最初は戸惑いましたが、アンから「絶対大人しく出来るし、迷惑かけない」とかわいいメールが来たので快諾しました。お年寄りの二人に夜中に車の運転をさせることも気が引けました。

午前中にはアンとメイドさんが到着したので、私たちは市庁舎の近くまで散歩に出かけました。

家からは歩いて5分程度、とても歴史的な建物です。
30年前、ネルソン・マンデラ元大統領が釈放後、この市庁舎のバルコニーで初めて演説を行いました。

よく見るとマディバの銅像が…!二度見してしまいました。

割と治安が良くない場所なので、写真を撮った後はすぐにウォーターフロントへ移動。ランチを食べてブラブラして過ごしました。

宿に戻ると、アンが編み物をしていました。
私たちがケープタウンでどう過ごしていたのかとか、ハイキングが好きならこっちもおすすめだったよと言って一緒に地図を眺めたりして、何だかホームステイに来たような感覚で楽しいひとときを過ごしました。

アンは地球儀を持ってきて、私たちが今までどこを回ったのかとても楽しそうに聞いてくれて、アンディの仕事で日本に住んだこともあるということ、ケープタウンに移住した経緯やこちらでの生活の様子もたくさん話してくれました。
またいつかケープタウンに来ることがあれば、必ずここに泊まりに来たい。その時までどうか長生きしていてね。

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