スガ旅

夫婦で世界の大自然を歩いた旅の記録

オーストラリア旅⑫

Day12

朝7時に起床。夜中から朝方までスコールのような雨が降ったり止んだり。少しはテントと車が綺麗になったかな?


どんより。

テントはびしょ濡れだったけど、跳ねっ返りもなく泥はついていなかった。

濡れたテントをゴミ袋にそのまま突っ込み、出発。
デロレインの町に戻り、ウールワースで食材を買い足す。

買い出しの後、ふと、いい朝食が食べたいね、という話になり町のカフェに入った。
そして25ドルもするbig breakfast というのを頼んだ。

トースト2枚に焼きトマト、目玉焼き2個、たくさんのベーコンにソーセージ2個が乗った特盛り朝食セットだ。
美味しすぎてずっと美味しい美味しいと言いながら完食。
朝食で二人で5000円くらいしたけど、なんだか豊かな気持ちになった。エネルギーも摂取できたし身体も心も満たされた。人に作ってもらうメシはウマイ。

デロレインから南下してセントクレア湖へ向かう。

ここはオーバーランドトラックの終着点だ。ビジターセンターに入ると、歩き終えたハイカーがどんどん帰ってきた。


ビジターセンター大好き。


キッズスペースがかわいい!


展示が充実。ずっといられる。


セントクレア湖模型。

外に出てオーバーランドトラックと重なる短いウォーキングコースを少し歩いてみることに。


ショートウォークのインフォメーション。


オーバーランドトラックのゴールポイント。


セントクレア湖。

トレイルを歩いていると正面から大きな荷物を背負ったハイカーがやってくる。すれ違うたびに「おめでとう!」と声をかけると、皆嬉しそうに「ありがとう!」と手を上げる。


気持ちの良い散策路。


分岐。たくさんのコースがある。


オーバーランドトラックはこっち。


いい雰囲気。歩きたかった!


みんなこの奥から歩いてきてゴールする。

クレイドルマウンテンで出会った歩き始めのオーバーランドトラックハイカーは皆が皆不安そうな顔をしていたが、6日間のトレイルを終えセントクレア湖にたどり着いたハイカーたちは皆、見えない汚れのような何かをこそぎ落としてきたかのような、すっきりと自信に満ちた表情をしていた。
みんな素敵だった。おめでとう!

ビジターセンターに戻ってアイスクリームを食べ、次の国立公園まで約2時間南下する。
マウントフィールド国立公園だ。


マウントフィールド国立公園のビジターセンター。

ここは旅程的に厳しそうで立ち寄る予定はなかったが、夫が行きたい川があったので泊まることにした。
道中全然車とすれ違わなかったので人気のない国立公園かと思っていたら、到着したら大混雑だった。


エントランスにトレイル情報がびっしり!


数十分の散策から丸一日の登山まで様々。


写真もついてイメージしやすい。国立公園の楽しみ方が詰まってる。

ビジターセンター横のキャンプグラウンドはほぼ満場。なんとかギリギリ滑り込むことができた。1泊16ドル。キャッシュだとそのまま入れるが、カードの場合はビジターセンターで支払いをする。もちろん国立公園パスも必要だ。


キャンプ場横を流れる川で釣り。

場内はほとんどキャラバンで、テントは少なめ。
私たちは奥の方にひっそりテントを張った。横のサイトのお兄さんは一人だったけど、テント設営後に車からバーベキューグリルを出して優雅なキャンプを楽しみながら自転車のメンテナンスもしてた。自由で素敵。


共用の炊事場。やっぱりバーベキュー台が常設。

"Keep Wildlife Wild-野生の動物は野生のままに。"
ピクニックテーブルには野生生物への餌やりをするとどうなるか、目立つように掲示されている。洞爺湖でもこれくらいやってほしいなあ。

バーベキュー台で買ってきたステーキ肉を焼き、お店のお客さんにおすすめされてたあっためるだけのガーリックブレッドと一緒に食べた。


これは絶品だ…!

夕飯を食べた後は明日のお弁当にトルティーヤを作り、コーヒーを飲んで就寝。


テントの外にはワラビー。


Hiiragi outfittersのエッセンシャルポーチはコーヒーの粉を入れるのに重宝している。

shop.hiiragi-camp.com

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