Day15
朝まで爆睡。虫や雨風の心配がないって、何て穏やかなんだ…。
朝からコーヒーを入れ、ゆっくり顔を洗って支度をした。
今日はどこまで行こうか。清潔なベッドでのんびり考える。
これからお店でも販売をスタートするブランドストーンの本社が宿の近くにあったので、外観だけでも見て行こうかと宿を出発。5分ほどで本社に到着し、「関係者以外立ち入り禁止」と書かれたドアを眺めていると、中から男性が出てきた。
Blundstone社屋。
誰かと約束?と聞かれたので、アポはないんです、旅行で来て寄ってみましたと答えると、中に入っていいよとすんなり入れてくれた。
マニフェスト。
もしよかったら短いツアーをしようか?と言われ、喜んでお願いした。一階には初期の靴や初代の工場の写真、ミシンなど、ブランドストーンの歴史に纏わるものが展示されていて、一つ一つ丁寧に説明してくれた。
創業時、実際に使っていたミシン。
キャンベルストリートに建てられた工場。今も残っている。
2階はオフィスになっていて、廊下にはブランドストーンのブーツがずらり。日本では見たことのない形もたくさんあった。
実は来月から自分たちのお店で販売するんですと打ち明けると、とても喜んで名刺を交換してくれた。
普段は入ることのできない本社にタイミングよく入ることが出来たのも嬉しかったし、本社の人と直接話せたことも嬉しかった。行って良かった…!
ブランドストーン社を後にした私達は、北上してロスという町に向かった。ロスは日本人に人気の観光地だ。映画「魔女の宅急便」でキキが働いたパン屋のモデルとなったベーカリーがここにあるからだ。
日本人観光客に大人気のロスベーカリー。
朝食をここで食べようと決め、まっすぐにロスベーカリーに到着。ちょうどお昼時で混み始めていた。
ショーケースの中はどれも美味しそうで、私はデビルオブパイをサラダ付きのセットで、おまけにアップルタルトにアイスクリームを乗っけて、ホットチョコレートまで注文。欲張ってマシュマロもつけてもらった。二人で朝食で50ドルだ。ここは私のわがままなので私が払う。
もらったレシートには1番上に"Kiki’s friends"と記載されていた。私たちが日本人だからなのか、みんなにそうしているのかわからなかったけど嬉しかった。
お食事はボリューム満点!アップルタルトも一緒に来たのでアイスクリームが溶けないうちにと慌てて完食した。
お店の裏庭からはキキの下宿部屋を彷彿とさせる階段が。本家は否定しているみたいだけど、きっと色んな場所からイメージを混ぜ合わせているんだろうな。
その後ロスの町を散策。公衆トイレがめちゃくちゃかっこいい。
ロスから15分ほど北上すると、キャンベルという町がある。そこで買い出しをして、近くのエリザベス川でしばし釣りタイム。のんびりといい時間を過ごして今日のキャンプ地へ。
棚いっぱいのベジマイト。
ポイントを見つけては釣りをする。
狙っていたキャンプ場に行くと、思ったより小さくて張れそうな場所がない!さらに1時間車を走らせ、フレシネ国立公園のキャンプ場へ。
こちらもパンパンに埋まっていたけど、車一台止められそうなスペースを発見してすぐにテント設営。ガヤガヤとうるさいけど、この辺はキャンプ場が少ないので張れただけでも良かった。
立地はトイレの風下。
設営後、海まで散歩。明日から入るトレイルの山々が見えた。
夕飯は缶詰のビーフシチューと、ガーリックトースト。
この温めるだけでできるガーリックトースト日本でも買えないのかな。安くて美味しくて元気でる。
鉄板でパンを温める。
お腹いっぱい食べて、陽が沈むと同時に就寝。
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