スガ旅

夫婦で世界の大自然を歩いた旅の記録

束の間のポルトガル

ポルトで数日間の休養

マリアと別れた私たちは、ヨーロッパ内の格安バスでお馴染みのFlixBusにてポルトガルに移動しました。

バスはあっという間にポルトに到着。あいにくの雨です。
カミーノを歩いている時は、サンティアゴからポルトガル人の道を通ってポルトまで歩こうとか、自転車を借りてキャンプしながら行こうとか言ってましたが、体力と体調と天候を考慮してバスにしました。


B級グルメのフランセジーニャ。

ポルトでは観光はほぼせずに、ぶり返した風邪を治すべくairbnbのアパートでゆっくりしました。
街の中心からは遠いけど、観光よりも療養が第一なので問題なしです。


エッグタルト。

カミーノ仲間のギレンヌ&セバスチャン夫妻ともポルトで再会し、一緒にご飯を食べました。

ギレンヌは、ポルトの街なかでカミーノの矢印を発見したんだと嬉しそうに話していました。きっとみんな、矢印を追う毎日が終わってしまって寂しいんだろうな。
彼らは明日からレンタカーを借りて南下し、2週間ポルトガルを満喫すると話していました。


いつもエレガントなご夫婦。

ポルト最終日にやっと晴れたので、少しだけ街を散策しました。魔女の宅急便みたいな街並みが美しかったです。

ポルトからレンタカーで南下

観光地で何をしたらいいのか戸惑ってしまう私たちは、レンタカーを借りてキャンプをすることにしました。

ポルトガルではマニュアル車が普通なのか、オートマ車を選択すると値段が跳ね上がりました。

途中で寄った薬屋さんのお兄さんが英語も話せて、症状を伝えると効き目バッチリの薬を出してくれました。飲む数なども英語で書いて貼ってくれて、優しさに涙が出そうでした。

ポルトガルのキャンプ場は、閑散期なのか全く人がいませんでした。ポルトガルではキャンプ場以外でのキャンプは禁止で、焚き火も固く禁止されていました。JMT以来のテント泊でしたが、焚き火の出来ないキャンプに少しだけテンションが下がりました。


かわいい共用キッチン。

とても綺麗に管理されているキャンプ場でしたが、1泊だけにしてさらに南下することにしました。

次に訪れたのはナザレという町。サーフィンが有名らしく、久々に海を見ました。


コーンの部分がチョコレート!

とてもかわいい町だったので、急遽ホテルを探してここで一泊することに。薬が効いたのか、体調もすっかり良くなってきました。


雲が西洋画の雲。

翌日はユーラシア大陸最西端のロカ岬を訪れました。
カミーノでフィステーラを訪れることが出来なかったので、最果ての地に来たかったのです。


「ここに地終わり海始まる」

とくに駐車場代も取られませんでしたが、どんどこ観光バスが押し寄せるので、少し休憩してすぐに出発。

都会のリスボンは通り過ぎます。

この日のキャンプ場に到着。2人で1泊1,700円くらい。夕食は外で済ませ、完全に寝るだけのキャンプです。焚き火も出来ないし。

ポルトガルでのキャンプを楽しめないと悟った私たちは、一気に返却地に近い場所に南下することにしました。

2泊で3,700円と、キャンプ場並みに破格のアパートホテルを発見し、ここでゆっくりすることに。久々にスーパーに行き、自炊しました。

駆け足でポルトガルを縦断しましたが、私たちの目的地はさらに南、再びスペインに入ります。

レンタカーをポルトガルのファロ空港で返却したのち、FlixBusにてスペインのセビーリャへ。

バスの乗り継ぎ時間に最後のタパスを楽しみ、夜のバスでスペイン南端の港町、タリファに降り立ったのでした。

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