スガ旅

夫婦で世界の大自然を歩いた旅の記録

DAY14:エルパソ→オゾーナ

メキシコとアメリカの国境の町、エルパソ

隣接するメキシコの町、シウダーフアレスからの不法移民が多いことや麻薬カルテルが有名で、映画や海外ドラマでもよく登場します。

今回はエルパソ市内には足を踏み入れず、手前のRVパークに宿泊しました。

翌朝出発しようとしたところ、

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トイレの換気扇の蓋がなくなっていました。

誰もここを開けたりはしていなかったのですが、もともとロックが付いておらず勝手に開いたりするので、前日の強風や砂嵐で走行中に吹っ飛んだのでしょう。

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ロサンゼルスのエルモンテに連絡するも、返却するまで一時しのぎして、とのことだったので、近くの修理工場を探して車を持ち込むことに。

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やって来たのはFUN&COUNTRYという映画で見るような修理屋さん。

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中にいたガタイのいいおじさんに話すと、すぐに直してくれるとのこと。

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おじさんが屋根に登ると、車が大きく揺れてジュラシックパークみたいでした。

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30分ほどで交換完了。パーツ自体は15ドル、作業費で45ドルでした。パーツ安い…

怪獣みたいに大きなおじさんでしたが、オースティンに行く事を話すと、色々とおすすめスポットを紹介してくれました。

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結局ハプニング続きでオースティンは諦めたけれど、エルパソにて唯一の思い出となりました。

次回は必ずオースティンに行くよ、おじさん!

 

修理工場を出て、市街地の国境付近を通りました。

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国境にはそれほど高くないフェンスがたてられていました。しばらく走って郊外に出たところ、

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国境には特に隔たりはないようでした。

気になって調べてみると、エルパソやティファナなどにはフェンスなどの物理的な壁があり、ないところにはセンサーと監視カメラによる仮想フェンスが敷かれ、国境警備隊がモニタリングしているそうです。

そんな事を調べていた直後、国境警備隊による検問エリアに出くわしました。

車には何人乗っているのか、アメリカの市民か、今どこから来たのか、その前はどこにいたのか、パスポートを提示しろ、といくつかのやり取りの後、何事もなく通過出来ました。

密輸や密入国が多い地域ならではの、緊張したワンシーンとなりました。

エルパソを抜けた頃、少し肩の力が抜けたように感じました。

 

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