DAY84
時差ボケで朝5時に目覚めてしまい、空腹に耐えながら朝食開始時間まで待ちました。
地下の食堂に行くと、おそらくオーナーと思われるマダムが対応してくれ、大きなマグカップに並々入ったコーヒーを持って来てくれました。
フランス語で朝食は「プティ・デジュネ」と言って、通常コーヒー、パンとバターやジャム、ジュースと日本人にとってはかなりボリュームの少ない内容のようですが、ここのホテルではハムやチーズ、ヨーグルト、シリアル、卵もあり大満足。
10€の朝食なので、元を取らねばと色々と食べるだけ食べました。特にシリアルにカシューナッツやアーモンドがいっぱい入っていて美味しかった!コーヒーも美味!
朝食後は町の散策へ。山に囲まれる幸せ…
モンブランが輝いています。
夫と私のような像がありました。右が私。
リアル・アルプス天然水が飲み放題です。
ツーリスト・オフィスに日本語窓口があるという情報をもとに行ってみると、今日と明日はお休みのようでした。
私たちが予定しているのは、"Tour du Mont Blanc"(ツール・デュ・モンブラン)という、モンブラン山群の周りを10日〜13日ほどかけてぐるっと一周するトレッキングコースで、歩きながらフランス・イタリア・スイスの国境を越えるダイナミックなコース。
初めての海外トレッキングなのでなかなか不安ですが、英語窓口で残雪の状態を聞くと、雪は残っているけどアイゼンもピッケルも必要ないとのこと。山小屋利用の場合は必ず予約するように、と言われました。
ヨーロッパの山旅は、山小屋での食事が醍醐味と聞いていたので早速ツール・デュ・モンブランの公式サイトで検索するも、直前過ぎてどこも埋まっている…。
テント泊を視野に入れるも、3カ国で野営ルールが異なり、スイスにおいては野営禁止だそうです。
スイス側ではなるべく山小屋を確保するか、山を降りて下界のキャンプ場にテントを張るか、色々と悩むところです。
悩み疲れたので豪勢なランチにしました。美味しかったし、めっちゃ高かったです。
みんな美味しそうにアイスを食べていたので、つられて買ってしまいました。アイスも美味…!
宿に帰って変な時間に寝てしまい、夜0時頃にお腹が空いてしまいました。いつもフロントにいる陽気なご主人に、カップラーメンを食べるのでお湯をもらえないかと聞くと、地下の食堂を開けてくれて、お湯を入れてくれました。
デザートにと朝食用のネクタリンも分けてくれたり、フランスでは食事の時は赤ワインを飲むのが普通だと言ってワインを出してくれたり、本当に優しいご主人。お喋り好きなようで、色々なことを教えてくれます。
ご主人も英語は話せるのに、私が頑張ってカタコトのフランス語を話すので、全て分かりやすいフランス語で対応してくれます。とても勉強になる。
お腹も心も満足し、やっとぐっすり眠ることができました。
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